ダイエットとメタボリックシンドロームの発症機構
ダイエットとメタボリックシンドロームの発症機構
ダイエットで痩せることが必要な
メタボリックシンドロームの病態の形成には
遺伝因子と環境因子がともに重要です。
NHLBI(National Heart、Lung、and Blood Institute)
family heart studyでは
第2染色体に3.34の最大LODスコアの連鎖が報告されています。
メタボリックシンドロームではCRPが高値を呈します。
そのため、
メタボリックシンドロームは
慢性の無症状の炎症性疾患とも理解されており、
生得免疫との関連が注目されてきました。
エンドトキシン(LPS)受容体の
toll-like receptor 4(TLR4)の多型との
関連が想定されていましたが、
否定的な結果が報告されています。
その他、
冠動脈疾患と連鎖する3q26−27の関与や、
アポCIII多型との連鎖が報告されています。
エネルギー貯蔵に関与する
「倹約遺伝子」も候補遺伝子に挙げられています。
また、
ダイエットで痩せることが必要な中心肥満を呈することから、
大網に発現してコルチゾンをコルチゾールに変換する酵素である
11β一水酸化スロイド脱水素酵素11βHSD1と
11βHSD2の関与も注目されています。
また、肥満が多様な代謝異常を招来する機序として、
脂肪細胞からの一連の分泌蛋白が注目されています。
なかでも、
アディポネクチン、
TNF−α、
レジスチンなどが
精力的に研究されています。
子宮内成長障害と
発育後のインスリン抵抗性との関連が注目されており、
「倹約遺伝子」に対して「倹約表現型」仮説と呼ばれています。
環境因子としては、
過食と運動不足が重視されています。
食事内容では、
高脂肪食とともに、
食後高血糖をきたしやすいglycemic loadの高い食事は、
高インスリン血症も惹起するために、
メタボリックシンドロームの関連が注目されています。
ストレスの関与も無視できません。
特に、社会経済的下層に
メタボリックシンドロームが多い原因として
ストレスの関与が指摘されています。
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痩せるダイエット
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